PFC-FD注射
患者様ご自身の血液中に含まれる血小板を利用した再生医療です。
血小板がもつ成長因子を高い濃度で抽出し患部に注射することで、炎症を抑えるとともに損傷した組織の修復が促進され、「早期治癒」や「痛みを軽減」させる効果が期待できる治療法です。PFC-FDは自身の血液から作成されるため拒絶反応や副作用が少なく、また、採血と注射で完了するという特徴から保存療法と手術の隙間を埋める治療として加齢による変形性膝関節症やスポーツ選手を中心に活用が始まっています。
この治療における成長因子の働きは次の3点です。
- 炎症を抑える
- 自己修復を促進する
- コラーゲン産生を促進する
適応を守れば良い選択肢の一つとなりうる治療法だと思われます。
対象疾患
- 変形性膝関節症
- テニス肘、ゴルフ肘
- 腱板損傷 など
このような方は、治療を受けれません。
血液採取を行い、感染症検査(HIV・HBD・HCV・梅毒・HTLV‐1)で陽性反応が出た方は、治療を受けていただくことはできません。その場合、血液検査費用(15,000円)のみご負担いただきますのであらかじめご了承ください。
その他、血小板機能不全、重大な血小板減少、処置部の局所感染のある人も受けれません。
PFC-FD治療の流れ
- 血液を50CC程度静脈から採血します。
- セルソース再生医療センター(特定細胞加工物製造許可施設・厚生労働省認可)に搬送しPFC-FDを作成します。
- ※作成に3週間を要しますので、罹患部への注射は3週間以降となります。
- ※同意書の確認と署名を行って頂きます。
PFC-FD治療
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血液から成長因子を抽出します。
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成長因子はフリーズドライ加工されパウダー状になっています。
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パウダーを溶解し、患部に注入します。
費用
PFC-FD注射(初回診察、血液検査、注射すべて含む)
165,000円 (内訳:初回診察&注射 150,000円、血液検査:15,000円)■感染症検査(HIV・HBD・HCV・梅毒・HTLV‐1)が陽性の場合は、下記検査費用のみお支払いいただきます。
血液検査 15,000円(税別)(税込み16,500円)
【PFC-FD療法】についてのより詳しい情報は下記リンクに掲載されていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。